頑張り過ぎて疲れた人へ。真面目な自分をやめる方法を教えます

マインド

真面目でいるのはとても素晴らしいことである一方、周囲に気を遣ったりして人一倍疲れるものです。

さらには、真面目な人ほど損をしたりバカを見たりと、理不尽なことが起きることも少なくありません。

真面目でいることをやめたいと思ったことはありませんか?

しかし、そうは思っても自分の性格を簡単には変えられない。

そんな葛藤を抱いている方はぜひ最後まで読んでください。

この記事では真面目をやめる方法を教えます。

なぜ真面目でいなければならないのか

真面目な人が真面目でいることをやめられない理由は何か。

普段あまり考えることではないかもしれませんが、潜在的に以下のような欲求や恐怖心があると考えられます。

  • 嫌われたくない
  • 周囲の目線が気になる
  • 褒められたい、承認欲求がある

これらは全て思い込みが強すぎるのが原因です。

気にしない人もいますが、真面目な人にとっては潜在的に強く意識している部分ではないでしょうか。

真面目でいることの弊害

真面目でいることは本来評価されて然るべきです。

しかし、以下に示すような様々な弊害があり、時間、お金、メンタル全てにおいてマイナスです。

嫌な仕事を断れない

真面目な人は仕事を断るのが苦手です。

使えないヤツだと思われる、嫌われてしまうなど、真面目な人ほど余計なことを考えてしまい、嫌な仕事をしぶしぶ引き受けてしまいます。

評価が気になる

真面目な人は自分が周囲からどう思われているのかを極度に気にします。

自分の評価が気になり、自分の意思より周囲の意見を尊重してしまいます。

行きたくない飲み会やゴルフに付き合わされる

断れないのは仕事だけではありません。

行きたくない飲み会や休日を台無しにするゴルフに参加したりと、必要以上に付き合いを重んじて調和を保ち、その結果心身を擦り減らしてしまいます。

真面目でいることをやめたらどうなるのかを可視化する

真面目でいることは人一倍疲れます。

では、仮に真面目でいることをやめた場合にどのような影響があるのかを考えてみてください。

  • 嫌われる?
  • 評価が下がる?
  • いじめられる?

本当にこのような事態が起こり得るのでしょうか?

実際にこのような事態はまず起きません。

次に、これまで会社で真面目に頑張ってきたことでどのようなメリットがあったのかを思い出してください。

  • 得したこと、見合うだけのメリットはあったのか
  • 行きたくない飲み会について行って楽しかったのか

メリットがたくさんあったならいいですが、そうでない場合が多いのではないでしょうか。

周囲の真面目な人を観察する

次に、あなたの周りにいる真面目な人に目を向けて見てください。

その人たちが会社からどのような評価をされているのか観察してみてください。

  • 正当に評価されているか(いいように使われているだけではないのか
  • 努力が報われているか

真面目だからといって必ずしも高い評価が得られるわけではありません。

真面目をやめる具体的な手段

真面目でいることで得をしたり、高い評価が保証されているわけではないことをご理解いただけたでしょうか。

むしろ、損のほうが多いとさえ思ったかもしれません。

周囲はあなたが思っているよりも、あなたが真面目かどうかはどうでもいいのです。

真面目に振舞ってもメリットは少ないため、余計なことに神経を使わず仕事に集中したほうが結果的に高いパフォーマンスを発揮できます。

早速明日から真面目でいることをやめてみてください。

しかし、真面目さは性格から生じているものであるため、すぐにやめようと思ってやめられるものではないと思います。

ではどうすればいいのか。

これまで積み上げてきた真面目さをいきなり捨てる必要はありません。

具体的手段としては、以下に挙げる例のように小さな変化を少しずつ取り入れていくことです。

ケース①嫌な仕事や誘いを断りたい

仕事にしろプライベートにしろ協調的な姿勢を示すのはいいことですが、真面目な人は自分を犠牲にしがちです。

このような場合、3回に1回は何でもいいので理由を付けて断ってみてください。

ポイントは相手が求めてくるレベルを下げることです。

「この人は頼んだら何でもしてくれる」「この人は断らないだろう」という相手の身勝手なマインドに変化を起こさなければなりません。

慣れてきたら3回に2回は断るなど、断る回数を増やすことで心理的ハードルが下がっていきます。

ケース②フレックスやテレワークなど、自分軸での時間を使いたい

フレックスやテレワーク制度を導入している会社は多いです。

しかし、上司が出社する時間帯に合わせた出社を求められたり、できる限り出社を促されたりと、制度をフル活用しにくい雰囲気のある会社は少なくありません。

特に真面目な人は空気を読んでしまい、必要以上に制度の利用をためらってしまいます。

ケース①と同様、このような場合も少しずつ変化を起こすことが大事です。

隔週に1回だけ、週に1回、週に2回と少しずつ頻度を増やし、「その状況が当たり前」と思える状態や雰囲気作りを醸成することがコツです。

真面目な人は大損している

正直者がバカを見るということわざがあるように、真面目な人がバカを見て損をすることは少なくありません。

要領の良い人は上手に仕事の手を抜いています。

最初の一歩は大変かもしれませんが、真面目でいることをやめれば精神的に楽になるだけでなく、小さなことを気にしない度胸が身に付きます。

肩の力を抜いて、自分に優しく生きてみてはいかがでしょうか。

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