努力の方向性とは?報われる努力のやり方を具体的に解説!

マインド

一生懸命頑張っているのに結果がでない

こんな経験はありませんか?

それはもしかしたら間違った努力をしているのかもしれません。

努力は大事ですが、やみくもな努力は無駄になる可能性が高いです。

努力は方向性を間違えないことが重要です。

この記事では『努力の方向性』について解説します。

間違った努力と正しい努力について説明し、努力の実らせ方を具体的に解説します。

この記事を読めば努力が成果につながり、自己肯定感を上げるきっかけになること間違いなしです。

努力が報われるとは限らない

成功するために努力は必要です。

類まれなる才能やセンスを持っている一部の天才は別にして、成功者の大半は皆努力をしています。

しかし、努力をしても報われる保証はありません。

努力をして成功する人とそうでない人の違いはどこにあるのか。

がむしゃらに努力するだけではせっかくの努力が実らず、成功を遠ざけてしまいます。

努力の仕方にはコツがある

実る努力とは何か。

それは、方向性を間違えないことです。

『努力の内容』『努力をする場所』『努力をする順番・タイミング』など、ゴールの方向に向かって正しい努力をすれば必ず結果につながります。

しかし、方向性が大事なのは理解できても、具体的にどうすればいいのか抽象的でわかりにくいと思われるかもしれません。

間違った努力と方向性の正しい努力について、その違いを具体例をあげて解説します。

方向性を間違えた努力とは?

方向性を間違えた努力とはどのようなものか、具体例をあげて説明します。

ケース①:間違った勉強方法

数学と英語の試験を受けるとします。

各100点、合計200点満点のテストで合計点を上げたい場合、あなたならどうしますか?

限られた時間でひとつの科目に集中し、100点を狙う勉強をしている場合、この手法は方向性を間違えた努力です。

時間がたっぷりあれば別ですが、そうでない場合は満点を狙うために時間を費やすよりも、両科目とも70〜80点を目指すくらいにまんべんなく勉強するほうが、合計では高得点が見込めます。

ケース②:間違ったトレーニング法

スポーツの競技力を高めるためにトレーニングに励む際、大事なのは理論と実践の両方です。

トレーニングは体の仕組みや構造を理解したうえで実践することでより高い効果が期待できますが、理論にいくら時間をかけても体を動かさなければ意味がありません。

ケース③:間違ったマーケティング

ビジネスの世界でも方向性を間違えた努力は散見されます。

たとえば商品の広告やPRをする際、対象層を正しく設定できていない場合があります。

高価格帯の商品を低価格志向の消費者層に広告したり、若者向けの商品をシニア層に訴求したりすることで、期待する成果が得られずに資金が無駄になってしまいます。

広告の出し方や対象者選定が間違っているために、この戦略は結果的に無駄な努力です。

正しい努力の具体例

方向性を間違えた努力のイメージを掴んでいただけたと思います。

しかし、先述したのはあくまでも一例です。

具体的にどうすればいいかわからないという方のために、社会人として働くにあたり、身の回りでよくある3つの例に当てはめて解説をします。

営業成績をあげるための努力

営業成績を上げる、契約を1件でも多く獲得するためにはどうすればいいのか。

商品の知識を徹底的に見に付ける、説得力や納得感のある営業トークやプレゼンスキルを磨く。

いずれも大事な能力ですが、始めにすべきことはアプローチできる顧客候補(見込み客)のみきわめです。

そのうえで、見込み客の属性に応じたアプローチが必要になります。

具体的に営業成績を上げるには以下に示す行動(努力)の順番が大事です。

  1. 見込み客を作る
  2. 見込み客を属性別にグルーピングする
  3. グルーピングした属性別に効果的なアプローチを実践する

たとえばサービスの質を求める相手に対し、値下げ交渉ばかりしても意味がありません。

また、関係を構築しようと訪問頻度を増やしても、うっとうしいと思われてしまうリスクもあります。

顧客の属性をみきわめたアプローチこそが正しい努力であり、成果にもつながります。

会社で評価されるための努力

社内評価も考え方は営業と同じで、評価者(上司)を顧客と思って接することです。

上司の性格を理解し、従順さを求めるタイプなのか、対等に話せる知性や賢さを求めるタイプなのか、特性を見極めて接することが大事になります。

また、会社では努力をする場所も重要です。

自分の苦手な分野で頑張っても努力が報われる可能性は低いです。

自分のスキルを活かせる部署や職種、活躍できるフィールドで働くこと=方向性の正しい努力だといえます。

貯金をするための努力

貯金にも方向性を間違えた努力はあります。

たとえば、隣町のスーパーで安い食材を買うために、車で移動するためのガソリン代や電車賃にお金を使っていては意味がありません。

貯金をするには『節約』も大事ですが、それよりも『稼ぐ』ことのほうが大事です。

節約ばかりに時間をかけるのではなく、副業をするための時間を確保するといいでしょう。

また、せっかくお金を稼いだとしても、その分を使っていてはいつまでたっても貯金はできません。

怪しい投資の勧誘や悪質な情報教材の販売など、私たちの身の回りにはお金を一瞬で失いかねないリスクが潜んでいます。

悪質な勧誘に騙されないためには、金融知識や情報リテラシーを養うことが必要です。

貯金のためには言葉どおり『お金を貯める』だけではなく、攻めと守りの両方に注力することこそが正しい努力です。

正しい努力は報われる

努力は大事、努力は報われると信じてきた生きてきた人は多いと思います。

しかし現実は厳しく、努力をしても結果が伴わないことは往々にしてあります。

成果主義の昨今ではプロセスは評価されにくく、結果が伴わない努力は無駄になりかねません。

その一方で、方向性の正しい努力ができれば結果は必ずついてきます。

正しい努力を実践して成功体験を積み重ねることで、あなたの人生は必ず充実したものになるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました