会社で上司や同僚にしてはいけない話

マインド

聞かれてもないのについつい自分のことを話しすぎた経験はありませんか?

人は自慢をしたい、自分のことを知って欲しいと思う生き物です。

しかし、会社の上司や同僚に絶対に話してはいけないことがあります。

会社で話してはいけないこととは何か、なぜ話してはいけないのか、詳しく解説します。

人は成功者を妬み、格下を軽んじる生き物

『出る杭は打たれる』ということわざがあります。

人は成功者や自分より優れている人が周囲にいると、自分と同じレベルまで引きずり落とすなど、足を引っ張る傾向があります。

一方、格下相手に対しては蔑ろな態度を取ったり、自分と同じレベルに到達することを邪魔する傾向があります。

全ての人が当てはまるわけではないかもしれませんが、他人に敬意を払ってくれる人ばかりではないことを肝に銘じておきましょう。

話してはいけないこと

他人から妬まれたり、足を引っ張られる可能性があることから、『成功した話』と『これから成功するかもしれない話』を他人にしてはいけません。

また、相手にとって格下と認識されないことも防衛措置として重要です。

具体的にはお金転職自身の弱点に関係する話を公言するのはやめましょう。

お金の話

お金については社内外を問わず口外すべきではありません。

年収や手取り額だけでなく、貯金額、NISAの利用、株の保有有無、宝くじに当選したなど、お金に関する話は全て危険です。

お金を持っていることが知られると様々な悪影響があります。

例えば詐欺・金融機関のしつこい勧誘・お金をせびる身内や友人など、お金目当ての人が集まりトラブルに巻き込まれるリスクが高まります。

副業の話

副業が軌道に乗っているとついつい自慢をしたくなってしまいますが、それは危険です。

「副業がうまくいっててずるい」と周囲に妬まれ、会社にバラされるといった嫌がらせ行為をされる可能性があるからです。

副業が認められている会社であれば影響は軽微かもしれませんが、副業禁止の会社は多く、バレることで何かしらのペナルティや罰則を受けるといった事態になりかねません。

転職の話

今の仕事が自分に合わないなどと、上司や同僚に転職の話をするのは注意が必要です。

裏切り者扱いをされたり、不当な評価をされる危険が高まります。

私が実際に目撃した話ですが、以前勤めていた会社(首都圏勤務)の先輩が転職を検討していることを当時の上司と相談していました。

部下が会社を辞めることで自身の査定に影響があることを恐れた上司は、あろうことかその先輩に九州圏への異動辞令を出したのです。

このような不誠実な対応から自身を守るために、どれだけ信用している人でも転職の話を社内でするのはやめましょう。

転職活動は水面化で進めるのが必須です。

弱み・自身のなさ

20代であればまだしも、30歳を超えているのであれば、自身の弱さを意図的にさらけ出してはいけません。

格下に見られる、舐められるなど、百害あって一利なしです。

そもそも、おっさんが弱さを見せても誰も助けてはくれません。

ネタとして面白おかしく話す場合を除き、弱さを見せて言い訳するのは逆効果です。

【具体例】避けるべき話題・辞めるべき仕草

貯金額や副業などの直接的な内容ではなくても、言動や仕草で推察されてしまう可能性もあるため注意が必要です。

また、お金については自慢したくなる気持ちを抑えることも大事です。

お金、転職、自身の弱みを隠すにあたり、注意すべき具体例を解説します。

見栄を張る

ブランド品を多く身に付けるなど、見栄の張り過ぎは厳禁です。

「あんなにブランド品身に付けて、お金持ってるのかなぁ」と見られてしまいます。

無駄な浪費にもつながりかねないため、質素な服装を心がけるといいでしょう。

ふるさと納税の話をする

ふるさと納税の返礼品について話題になることは多いと思います。

返礼品の話をすること自体は問題ありませんが、注意は必要です。

その理由は、ふるさと納税の仕組みにあります。

ふるさと納税は年収によって上限額に違いがあるため、返礼品の量だけで推察できてしまうからです。

ふるさと納税は興味がないなど、無知のフリをするほうが賢明かもしれません。

苦手な仕事を代替案なしに断る

苦手な仕事、嫌いな仕事は誰もがやりたくない、断りたいと思うはずです。

しかし、断り方には注意が必要で、「役に立たない」「使えない」と思われないようにすることが大事です。

具体的には、代替案なしに断るのはやめましょう。

もしも、やりたくない仕事を振られたら、「こちらの仕事よりも、あちらの仕事のほうが私の強みを活かせられます」などと代替案を提示するといいでしょう。

守備力を高めよう

お金のことも仕事のことも、自身の情報を公開し過ぎないようにしましょう。

パソコンやスマートフォンなどと同様、情報漏洩によるリスク、セキュリティ意識という考え方を自身のことについて当てはめて考えてみてください。

自分情報を守り、守備力を高めることが日々の生活の充実さにつながります。

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