うつ病になった社畜サラリーマンのメンタルを回復させる

マインド

私はうつ病になったことがあります。

うつ病になったことで、これまでの考え方や価値観が大きく変わりました。

これまで楽しいと思っていたことが億劫に感じることもありました。

うつ病にはその後の人生を大きく変えてしまう力があります。

うつ病は誰でも発症する可能性があります。

特に働き盛りの会社員は注意が必要です。

この記事では私自身の経験をもとに、うつ病になりやすい人の特徴、うつ病になってしまった時の過ごし方やメンタルの保ち方を解説します。

仕事の悩みや不安を抱えている人も、働きすぎてメンタルを病んでしまった方も、この記事がうつ病の対策や脱却のキッカケになれば幸いです。

うつの兆し

「あ、うつかも‥」と思い始めたキッカケがあります。

  • 自己肯定感が下がる
  • 趣味への関心度が下がる
  • 人に会いたくない

何をやってもうまくいかないと思うようになり、ネガティブで消極的な姿勢になっていきました。

物事に対する関心度合いが著しく下がった時期もあります。

私はゲームが好きで週末はゲーム三昧の生活を送っていました。

しかし、うつの時はゲームをする元気がありませんでした。

また、お酒が好きで友人や同僚と飲みに行く機会が多かったのですが、誰にも会いたくないという気持ちが強かったです。

このように、これまで楽しいと感じていたことへの関心が薄くなる、億劫に感じるようなことがあればそれは危険信号です。

うつの原因

なぜうつになったのか、その原因を自分なりに分析してみました。

仕事量や人間関係など思い当たる節はいくつもあり、それらを深掘りすることで原因の本質に辿り着きました。

結論、『真面目に頑張りすぎた』ことがうつの原因です。

全てに完璧を求めすぎた

上司からの指摘を重たく受け止めすぎた

周囲の目線を気にしすぎた

期待に応えるために成果を残そうと必死だった

何でも一生懸命に、真面目に受け止めて行動しすぎたことがうつの原因だと気付くことができました。

真面目に働くことの弊害

協調性、チームワーク、空気を読む、これらの行為は社内で上手に立ち回るためには必要なことです。

これらの行為は周りに迷惑をかけまいという『真面目さ』が根っこにあります。

我慢して、耐え忍んでばかりいることで知らず知らずのうちにストレスが溜まり、耐えきれなくなったところでうつが発症したと私は考えています。

うつにならないためには真面目でいることをやめるのが重要です。

良い意味で適当さやいい加減な気持ちを日頃から持つことができれば、うつ病は回避できます。

真面目のやめ方がわからない人は以下の記事を参考にしてください。

頑張り過ぎて疲れた人へ。真面目な自分をやめる方法を教えます

うつになってから始めたこと

うつ病を回避するためには真面目をやめることが大事ですが、実際にうつ病になってしまった場合はどうすればいいのか。

何もしないとズルズル深みにハマっていくことが怖かったため、私はメンタルの回復につながりそうなことを色々と試してみました。

その中でも効果があったと実感できた取り組みを紹介します。

お風呂

お風呂はシャワーだけですまさず、しっかりと湯船に浸かることが大事です。

入浴には自律神経のバランスを調整する効果があり、うつ病の症状の改善や予防に役立ちます。

毎日30分くらいじっくりとお湯に浸かるといいでしょう。

また、スーパー銭湯でサウナを活用するのも高い効果を感じました。

日光を浴びながらの散歩

晴れた日(できれば人気の少ない朝一)の散歩もおすすめです。

日光を浴びることで、不安を和らげる効果のあるセロトニンやビタミンDの生成が促されます。

おすすめは空を見ながら歩くことです。

自分がちっぽけな存在であると感じ、余計な悩みや心配事を思考から取り除くことができます。

睡眠

とにかく寝てください。

寝過ぎて寝れなくなるまでひたすら寝てください。

睡眠不足はメンタルへの悪影響以外の何物でもありません。

ただし注意も必要で、うつの予防や回復のためには生活リズムを整えることが大事です。

ひたすら寝たあとは生活リズムの整理に努めましょう。

誰かと話す

うつの時は人と話すことに大量のエネルギーを使います。

そのため、誰かと話すことは億劫に感じるかもしれません。

しかし、実は誰かと話すことでモヤモヤが解消されるなどのリフレッシュ効果が見込めます。

ただし、大人数だと疲労感が上回ってしまうので逆効果です。

気を許せる人、かつ少人数の状態でおこなうことをおすすめします。

今に集中する

あの時こうしておけばよかった、と過去を振り返ってはいけません。

また、これからどうなるのか、と未来のことばかり考えるのもよくありません。

過ぎたこと、先のことばかり考えても余計に悩みが増えるだけです。

今この瞬間から何をするのか、ただそれだけに集中すれば思考がシンプルになり、余計なことを考えずにすみます。

お酒を控える

アルコールはうつの症状を悪化させます。

どうしてもお酒が飲みたい場合は、休みの前日に限定することを強くおすすめします。

翌日が仕事の日にお酒を飲むと気分が沈んだまま仕事に行くことになり、うつを悪化させる要因になりかねないため絶対に避けるべきです。

我慢できない時はコーラやサイダーなどの炭酸飲料で代替しましょう。

最も効果があったことは『貯金』

先に述べた試みはどれも心身の状態を整えるために効果絶大でした。

しかし、それ以上に心に安定をもたらしてくれたものがあります。

それは『お金』です。

うつは不安が積み重なり、耐えきれなくなったところで発症します。

しかし、お金さえあれば何とかなるという気持ちになれるため、不安を和らげることができます。

私はしんどい時に毎日貯金残高を見て気持ちを落ち着けていました。

やっぱりお金は大事です。

私は『お金の大学』という本を読み、貯金の仕方やお金に対する考え方を学びました。

以下にリンクを貼っておくので興味のある方はご覧ください。


うつは克服できる

うつは日々の過ごし方一つで克服できます。

周りのことは気にせず、自分のことだけに集中してください。

真面目に頑張りすぎず、自分に対して精一杯優しくしてあげてください。

自分の心を守ることを最優先にすればメンタル不調は改善できます。

うつと診断された人だけでなく、うつの兆しがあると感じている人も、この記事で紹介したことを生活に取り入れてみてください。

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