仕事、お金、家庭・・サラリーマンにとって悩みや不安はつきものです。
悩みや不安の理由は様々ですが、元の原因を辿っていくと共通の内容に集約されていきます。
この記事では不安の根底にある原因を明らかにし、それらの事象に対する解決策を提示します。
不安の原因は3種類に集約される
人の数だけ悩みは存在しますが、その根本にある原因は大きく以下の3つに集約されます。
- お金
- 人間関係
- 健康
それぞれの内容を見ていきましょう。
お金
生活のためにはお金が必要で、お金を稼ぐためには働かなければなりません。
仕事が好きな人もいると思いますが、それはお金という対価がある前提です。
お金がないと不安から抜け出せず、気持ちに余裕を持つことができません。
また、自身の老後や親の介護、子供の教育資金の確保など、収入や貯金があったとしてもお金に関する不安が尽きることはありません。
人間関係
職場の上司や同僚、恋人など、人との関わりを完全に断ち切ることはできません。
恋人から好かれたい、上司に嫌われたくない、評価されたいといった悩みや不安は誰しもが少なからず抱えています。
人間関係による悩みは、他人に依存している状態を意味します。
他人に依存すると気持ちを自身でコントロールできなくなり、不安感に苛まれます。
健康
健康でいられるか否かも不安に直結します。
お金や人間関係の不安がなかったとしても、体が不自由な状態では充実感は得られません。
痛みが伴ったり、更に悪化しないかなど、体調面は不安に直結します。
不安の解消法
不安を完全に無くすことはできないかもしれませんが、不安を軽減することはできます。
そのためには一歩を踏み出す行動が何よりも重要です。
極端な例をあげると、職場の人間関係がうまくいかない場合は会社を辞めれば解決します。
だからといって退職するのは勇気が伴うため、行動できずに我慢しているのではないでしょうか。
人は変化を嫌う性質のため、大胆に動くのは相当なエネルギーが必要です。
そのため、まずはできることから小さく行動することが大事です。
先の例のようにいきなり会社を辞めるのではなく、人間関係の改善を図る努力をして、それでも無理なら退職する、という段階を踏むことが行動する際のコツになります。
以上を踏まえ、不安を解消するためにすぐに取り組める行動を紹介します。
お金に関する不安の解消法
お金に関する不安の解消法は単純で、少額でも手元にあるお金を増やすことです。
手元のお金を今日から増やせる施策を3つ紹介します。
スキルを必要としない副業
副業といえば動画編集やプログラミングなど、スキルを必要とするものをイメージしがちです。
それは間違っていませんが、スキルを必要としない副業も多く存在します。
例えばクラウドソーシングサイトでは、簡単なアンケートに回答するものや、自身の体験談を200~300文字程度で文字起こしするといった仕事を紹介してくれます。
報酬は数十円~数百円程度と単価は低いですが、本業以外で収入を得るという経験が不安を解消するための第一歩となります。
還元率の高いポイ活
Yahooや楽天、Paypayなどのポイントは直接的にお金としての役割を果たすため、ポイント付与のキャンペーンなどを積極的に活用することをおすすめします。
おすすめは証券口座の開設とクレジットカードの発行です。
1つの案件で5000~10000ポイントをもらえるキャンペーンが多くあります。
手続きは30分程度で済むため、非常に効率の良いポイ活です。
固定費の見直しによる節約
増やすだけではなく、節約をして減らさない努力も大事です。
すぐに取り組める節約方法は、通信費の見直し、および昼食を弁当または社食にすることです。
大手通信会社のキャリアではなく、格安SIMは節約に必須アイテムです。
毎月7,000~10000円支払う通信費を格安SIMにすることで2,000円程度に抑えることができます。
(10,000円-2,000円)×12ヶ月=年間96,000円の節約になります。
また、平日の昼食を弁当や社食にすることによる効果も大きいです。
外食をすると800円前後の費用を要します。
一方、弁当は原価換算(米・冷凍食品・前日の余り物など)で200円程度に抑えられます。
(800円-200円)×1ヶ月(20営業日)×12ヶ月=年間144,000円の節約が可能です。
また、社食なら500円程度で済ませられるため、こちらも大きな効果があります。
人間関係に関する不安の解消法
人間関係に関する不安を解消するためには、自身の意識と行動を変化させなければなりません。
変化するべき考え方と行動をそれぞれ解説します。
考え方を変える
承認欲求の強さや嫉妬深さは他人への依存度が強いことの表れです。
周囲から評価されたい、認められたいと『他人』に期待している状態です。
他人に依存し、人生を振り回されていてはいつまで経っても不安が解消することはありません。
そのため、他人に期待することをやめましょう。
「生殺与奪を他人に握らせるな」という某アニメの有名なセリフがありますが、これは本当にその通りだと思います。
あなたの人生を決めるのは他人ではなくあなた自身です。
他人への思いやり、周囲への配慮は人生において重要なことではありますが、不安感が強い人はまず『自分がどうしたいのか』を優先して考えるといいでしょう。
行動を変える
考え方と同様、行動面についても他人に期待してはいけません。
具体的には他人の行動を変えようとするのではなく、自分が変わることを意識しましょう。
人は異なる環境で育ってきた以上、相容れない考え方は必ず生じるものです。
他人が変わってくれることを期待して説得するのはエネルギーの無駄だと考え、自分が変わってしまったほうが早いし気が楽です。
他人への干渉は必要最低限にとどめておくことをおすすめします。
健康に関する不安の解消法
健康は日々の積み重ねが大事ですが、毎日運動をするのは継続が難しいと思います。
コツは簡単に取り組めることを始めて、それを習慣化することです。
例えばエレベーターを使わない、10分早起きして遠回りして最寄りの駅へ向かうなど、日常生活の動線をほんの少し変えることで取り組める運動がいいでしょう。
自覚できるまでに時間を要しますが、積み重ねは少しずつ体に良い変化を起こします。
良い変化が起きれば不安を徐々に打ち消していくことができます。
ちなみに私がおすすめするのは筋トレです。
筋トレは心身共に良い効果をもたらすことを以下の記事で解説しているので併せてご覧ください。
不安を「解消」するのではなく「減らす」
即効性のある解消法はその分エネルギーを要するものです。
不安を解消するためにエネルギーを使い、結果として疲れてストレスが溜まるようでは本末転倒です。
人は本能的に変化を嫌う生き物であるため、取り組みのハードルを下げることが継続する上で何よりも重要な考え方になります。
自分に鞭打って無理をすることなく、できることから取り組んでみてはいかがでしょうか。
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