仕事、人間関係、お金・・・
日々生活をする中で不安や心配事は付き物です。
そこで少し思い出してみてください。
頭の中でモヤモヤしていた不安や心配事が実際のトラブルに発展したのは何割くらいでしょうか?
意外と何とかなった、思っていたほど大したことなかった、ということはなかったでしょうか?
この記事で紹介するのは、『心配事の9割は起こらない』という書籍です。
タイトルの通り、心配事の大半は起こらないことを説いた本です。
しかし、多分大丈夫だろうと思っても不安な気持ちをなくすことは難しいと思います。
この本は心配事が起きたとき、どうすれば不安な気持ちを解消できるのかを教えてくれます。
心配を取り除く方法
今回紹介する『心配事の9割は起こらない』では、頭の中の心配事を取り除く具体的な方法を解説してくれます。
様々な方法を解説していますが、その中でも取り組みやすい以下4つの内容を紹介します。
- 執着を捨てる
- 自分の影響範囲を知る
- 競争を回避する
- 『いま』できることに集中する
執着を捨てる
出世や昇進にこだわり続ける
昔の恋人のことが忘れられず執拗に連絡を取る
特定の物事に強く惹かれ、深く思い続けることはモチベーションの維持になる一方、大きなストレス要因にもなりかねません。
頭の中の心配事を減らすには、執着心を捨てることが必要です。
いい意味で諦める、完璧主義をやめる、先入観を持たないなど、執着を捨てる方法は様々です。
自分の影響範囲を知る
あなたの周りには、自分の力でコントロールできる影響範囲とできない影響範囲があると思います。
この2つの影響範囲のうち、自分でコントロールできない部分に注力してもイライラやストレスが溜まる可能性が高いです。
一方、自分がコントロールできる範囲に集中して行動することで望む結果が得られる確率が高まります。
世の中どうにもならないことはあります。
影響を及ぼす範囲をみきわめて行動することが大事です。
競争を回避する
私たちは生活の中で様々な競争にさらされています。
会社員にとっては出世競争が最も身近に感じる競争ではないでしょうか。
出世競争は終わらない戦いです。
競争に勝ったとしても、次の役職階層で新たな戦いに巻き込まれます。
また、勝ち続けて安泰できるポジションに就けたとしても、今度はそのポジションを守るための戦いが始まります。
このような状態では常に不安や心配事が尽きないのは当然です。
競争から距離を置き、人は人、自分は自分と割り切り、他人との比較をやめれば余計な悩みから解放されます。
自分自身の成長を感じたい場合は他人と比較するのではなく、過去の自分と比べて評価をするといいでしょう。
『いま』できることに集中する
起きていない未来のことを気にしても仕方のないことです。
また、過去をひきずることも意味がありません。
あなたが集中すべきは、正にいま、この瞬間です。
今できること、今やるべきことに集中することで、余計な不安や心配事に頭のリソースを割かずに済みます。
実践すれば悩みや心配をゼロにできる
この記事で紹介したのは書籍のほんの一部です。
もっと詳しく知りたいという方は、ぜひ本を手に取って読んでみてください。
この記事が余計な不安やストレス、心配事から解放されるキッカケとなれば幸いです。
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