働かないおじさんが戦略的に会社にしがみつく方法

仕事

働かないおじさんを小馬鹿にしていた自分が働かないおじさんになってしまった。

年下上司に頭を下げる。

周囲の視線が冷たく感じる。

妖精さんと呼ばれている。

こんなはずじゃなかった!とすごく悔しい思いをしていませんか?

安心(?)してください。私も経験済みです。

働かないおじさんになってしまった以上、思考と行動を変化させなければなりません。

この記事では働かないおじさんが会社で生き残る方法を解説します。

働かないおじさんの定義

あなたは次のような状況に当てはまりますか?

  • 真面目に一生懸命働いているつもりだが、自分が思うような評価をされずにモチベーションが落ちている
  • 自分の価値観と最新の技術や会社の方針にギャップがある
  • 若手の台頭など、会社が人事制度の刷新を進めるにあたり、自分の活躍領域が狭まっている
  • 望まない人事異動により、やりたい仕事ができなくなった

ひとつでも当てはまる場合、残念ながらあなたは働かないおじさん、もしくはその予備軍かもしれません。

働かないおじさんは時代の流れや環境の変化に柔軟に対応できないという特徴があります。

働かないおじさんが持つべき考え方

働かないおじさんというレッテルを貼られてしまった場合はどうすればいいのか。

それはズバリ、潔く諦めることです。

高い評価をもらえることを諦める。

昇進、出世を諦める。

これまで当たり前のように会社に求めてきたことを捨てる勇気が必要です。

会社や上司は若手の伸び代に期待し、キャリアを育ててあげたいと思うものです。

また、何より管理職などのポストには限りがあるため、働かないおじさんの枠などありません。

一度でも働かないおじさんになってしまった以上、そこから這い上がるのは至難の業です。

その会社で働き続ける限り、働かないおじさんとして生きていくほかに道はありません。

働かないおじさんのメリット

ここまで読んで絶望された方、ちょっと待ってください。

働かないおじさんというレッテルを貼られたからといって悔しがることはありません。

働かないおじさんにもメリットはいっぱいあります。

責任を負わない

働かないおじさんという立場は仕事上の大きな責任を伴うことはありません。

周囲の目線さえ気にしなければストレスフリーで快適に過ごせます。

時間単価が上がる

働かないおじさんは実はコスパが高いです。

どんな働き方をしても基本給が毎月変動することはありません。

つまり、労力を減らして休みを増やしても給与が下がることはないため、実質的な時間単価を上げることにつながります。

人にやさしくなれる

働かないおじさんは周囲にやさしくなれます。

責任を負わず気持ちに余裕ができるため、ピリピリすることもなく周囲に対して穏やかに接することができます。

働かないおじさんの生き残り戦略(思考編)

働かないおじさんのメリットを解説しましたが、これらのメリットを適切に享受することを邪魔するものがいます。

それは、『見栄』と『プライド』です。

見栄やプライドがある以上、働かないおじさんとしての自分に嫌気がさしてしまい、いつまで経ってもモヤモヤした気持ちを引きずることになります。

考え方を変えない限り働かないおじさんに幸せが訪れることはありません。

見栄とプライドを手放し、諦めるという思考に気持ちを変化させることが大事です。

働かないおじさんの生き残り戦略(行動編)

諦めるという思考を意識付けしたあとは、具体的な行動面も変えていく必要があります。

働かないおじさんがやらなければいけないことは、『やることを減らす』ことです。

どういうこと?と思ったかもしれません。

要は『やらない』『行動しない』を戦略的におこなうことです。

良かれと思って行動してもお節介や老害などと思われる可能性があり、下手に動くのは得策ではありません。

親切心が仇にならないよう、求められてもいないのに余計な口出しはしないほうが無難です。

あくまでも指示された仕事、降りてきた仕事にのみ集中するようにしましょう。

一方で、手伝ってほしいと相手から求められた場合は全力で応じてください。

理想は自分が得意とする領域を持っていることです。

そうすればあなたの力を求めて人が寄ってきます。

若い頃のようにがむしゃらに能動的に働くのではなく、受動的な働き方にシフトチェンジすることを意識するのが大事です。

働かないおじさんという立場も悪くない

働かないおじさんは根は真面目な人が多いです。

働かないおじさんは真面目に働かないというよりも、働いてはいるけれど会社や社会環境の変化に対して「うまく働けない」というのが実状なのではないでしょうか。

働かないおじさんと言われるのは気持ちのいいものではないかもしれません。

しかし本意ではなかったとしても、慣れてくればそこまで居心地が悪いものではないです。

「働かないおじさんと言われてもいいじゃないですか、堂々と生きてやりましょう!」

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