デキるリーダーとはどのような人か。
この本はその答えを教えてくれます。
既にリーダー的ポジションで頑張っている人も、これからリーダー層になって活躍をしたいと思っている人も、この本を読めばリーダーの素質を身に付けることが可能です。
デキるリーダーには共通したマインドや行動パターンがありました。
デキるリーダーが普段どのようなアクションを取っているのか、誰もが明日から実践できる具体的な内容とあわせて解説をしていきたいと思います。
トップ5%リーダーに共通していること
デキるリーダーにはどんな共通点があるのか。
この本では様々なことを解説してくれますが、大きく以下の3つにまとめられると私は考えます。
- 謙虚さ
- 聞き上手
- 変化への柔軟性
この3つの素質を駆使し、デキるリーダーはどうあるべきなのか、具体的な内容を紹介していきます。
トップ5%リーダーは人に頼るのが上手
デキるリーダーは人とのつながりを大事にします。
リーダーは頼られる存在ですが、それと同時に人に頼るのが上手です。
デキるリーダーは以下に示す考え方を持って周囲と接しています。
部下やメンバーを尊敬している
デキるリーダーは部下やメンバーに対して横柄な態度を取りません。
部下やメンバーの自主性を育み、頼り、尊重しようとします。
指示をしたり、必要以上に業務に干渉したりせず、ビジョンや目的の意思疎通を図って一緒に前に進む姿勢で接します。
チャンスは人がくれる
運は人がもたらしてくれるとデキるリーダーは考えています。
そのため、コミュニケーションを重んじます。
そうして人脈を広げることで、いざという時に頼れる人間関係を日頃から構築しています。
トップ5%リーダーは自ら動くのではなく、人が動ける仕組みを作る
リーダーは周囲を引っ張るイメージですが、デキるリーダーは違います。
自ら率先して業務を進めるのではなく、周囲を上手に動かし、仕組みを作ることに力を注ぎます。
根回しを構造化する
縦割りの組織では、仕事上の根回しが必要です。
デキるリーダーはそんな根回しさえも仕組み化してしまいます。
決定権者、キーマンが誰なのかを見定め、行き当たりばったりではなく、彼らをどうやって巻き込むのかをパターン化します。
パターン化した内容はメンバーにも共有することで再現性を図り、失敗の確立を下げる行動をします。
答えを教えない
デキるリーダーは部下やメンバーから相談をされてもすぐには答えを教えません。
何に原因があるのか、どうすればいいのかを自問自答させ、本人に考えさせるよう促します。
そうすることで問題解決力の向上を図り、自ら考えて行動できる組織の構築に努めます。
トップ5%リーダーは個人ではなく組織で動く
デキるリーダーは単独プレイを嫌がり、あくまでも組織としての行動を重んじます。
浸透させる
慣れている仕事であれば、誰かに頼るより自分で処理したほうが早い時もあります。
しかし、デキるリーダーはそれをしません。
時間をかけてでも人に伝わるまで説明し、組織全体のレベルを上げることを優先します。
そうすることで、自分や主担当者が不在の場合であっても、チームでカバーできる体制を日頃から意識しています。
優秀な社員に頼り過ぎない
優秀な社員がいるとチームとしては頼もしいですが、個人に依存するというリスクがあります。
デキるリーダーはこの状況を好ましく思いません。
異動や退職で優秀な人が抜けたとしても組織運営が継続できるよう、協力体制を欠かしません。
メンバーのスキルや能力を見定め、苦手を補完し合うことで、個人に依存せず、組織としての成長を図ります。
トップ5%リーダーは思考を止めない
デキるリーダーは考えることをやめません。
深く考えることで、新たな発見や成長につながると信じています。
定期的な振り返り
デキるリーダーは仕事をやりっぱなしにせず、必ず振り返りをおこないます。
うまくいった場合は次も同じように成果を出すにはどうすればいいか、うまくいかなかった場合は何が原因だったのか、問題の本質にフォーカスすることで仕事をパターン化してしまいます。
学んだことを手放す勇気を持つ
仕事に終わりはなく、次々と新しい仕事が降ってくるものです。
自分一人で仕事を抱えるとキャパオーバーになりかねないため、たとえ愛着のある仕事であっても手放さなければならない時が訪れます。
新たな仕事、大きな目標を達成するためには、頭の中のものを外に出すことで、自分の頭に空き容量を作る必要があることをデキるリーダーは理解しています。
優秀なリーダーとは周囲に良い影響を与える存在
デキるリーダーとは、周囲に対し良い影響を与える人です。
そうすることで自身の影響の輪を広げていきます。
この記事で紹介したスキルは出世をするための特急券です。
身に付ければ自ずとリーダーになるチャンスが訪れます。
より詳しい内容を知りたい方は、ぜひ本を手に取って読んでみてください。
以下の記事ではトップ5%社員の習慣、トップ5%セールスの習慣に関して紹介していますので、併せてご覧ください。
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