【会社に行きたくない!】サザエさん症候群の対処法を解説

仕事

日曜の夜に「明日から会社が始まる」という不安やストレスを感じる状態を表すサザエさん症候群。

多くの方が経験したことのある症状だと思います。

私自身、サザエさん症候群を抱えていました。

  • 絶望的な気分になる
  • 胃が痛い、吐き気がする
  • 仕事のことが頭から離れず眠れない
  • ようやく眠れたと思っても仕事の夢を見る
  • 深夜に目が覚め、そのまま朝までカウントダウンする

同じような苦しい経験をされている方はぜひこの記事を読んでください。

サザエさん症候群の具体的対処法を紹介しているので、きっと参考になるはずです。

サザエさん症候群は解消できない!?

仕事が嫌い、職場の人間関係がつらいなど、会社に行きたくない理由は様々です。

どれだけサザエさん症候群の対策をしたとしても、仕事が嫌いであることに変わりはない以上、根本的な解決はできないと思うかもしれません。

実際その通りだと思います。

しかし、症状を和らげることはできます。

会社や仕事に対してどのような気持ちで向き合うのか、を見つめ直すことが症状緩和の重要なポイントです。

『無敵モード』へのマインドチェンジ=勝ち確

会社に行くことの不安や憂鬱さを和らげるためには、無敵モードになることです。

無敵モードとは、仕事を重大なことと捉われすぎず、『たかが仕事』とマインドチェンジすることです。

たかが仕事と捉えることで、不安やストレスの軽減ができます。

この無敵モードというのは、精神論という単純なものではありません。

無敵モードに入った時の感覚は、スポーツでいう【ゾーン】や、サウナでいう【ととのう】に近いものです。

「マインドチェンジなんて簡単にできるものではない、それができれば苦労しない」と思われるかもしれませんが、マインドチェンジにはコツがあり、コツさえ掴めれば容易に無敵モードに入ることができます。

そのコツとは何か、具体的に解説します。

無敵モードに入る方法

無敵モードに入るためには、リラックスした状態でいる必要があります。

例えば私が無敵モードに入るのは、ベランダで空を見上げながらコーヒーを飲んでいる時です。

コーヒーを飲んでいる時の私は以下のような状態になっています。

空を見ること、コーヒーの香りと味を感じることだけに集中している

余計なことを考えず、『今この瞬間』だけに集中し、充分なリラックスができている時だけ無敵モードへの入り口を見つけられます。

今この瞬間に意識の全てを振り向けるためには、自分にとっての癒しを見つけることが大事です。

私の場合は空を見上げたりコーヒーを飲むことが最上の癒しですが、自分にとっての癒しがパッと思い浮かばない人もいるかもしれません。

その場合は以下に記す方法のいずれかを試してみてください。

  • 一人の時間を作りひたすらボーッとする
  • お風呂でしっかり湯船に浸かる(目安として最低10分以上)
  • 瞑想する
  • 脈拍を数える

本当にこんなことで無敵モードになれるのかと疑われるかもしれませんが、上記の方法であれば誰しもがリラックスした気分になれることは間違いありません。

無敵モードは長続きしない

無敵モードに入れば仕事に対する不安は吹き飛び、サザエさん症候群を抑えることができますが、残念ながら無敵モードは長続きしません。

せっかく無敵モードになっても、短い時では数十分で再度不安な気持ちが芽生えてきます。

そこで大事なのは、無敵モードに入るためのルーティンを作ることです。

ルーティンを作ることで、一度無敵モードから出てしまっても再度の突入が容易になります。

一流のスポーツ選手は本来の実力を発揮するため、プレイ前にルーティンを行うことはよく知られています。

無敵モードを何度か経験することで、自分にとってのルーティンを見つけることができるでしょう。

どうしても無敵モードに入れない、そんな時は

無敵モードに入るまでの時間は個人差があります。

また、気持ちの切り替えが上手くできず、ルーティンを行っても無敵モードに入れない時もあります。

そんな時のために保険はかけておきたいものです。

憂鬱な気分を和らげるため、休み前の金曜日と、休み明けまでに済ませておくべきことを説明します。

これから説明することを最低限しておくだけでも、メンタル面への負担を大きく抑えることができます。

金曜日にやること

金曜日は仕事の終わらせ方が重要です。

早く仕事を終わりたい、飲みに行きたいという気持ちがあるかもしれませんが、そこをグッと堪えて、可能な限り仕事は翌週に持ち越さず、全て片付けてから休みを迎えてください。

仕事が残っていると、たとえ小さなモヤモヤでも、日曜の晩になると大きな不安に膨れ上がります。

ただし、やるべきことが明確で、休み明けでも滞りなく業務を進められる見込みがある場合に限り、モヤモヤの程度は少ないと考えられるため、あえて週末に仕事を残すのはアリです。

土曜日、または日曜日にやること

土曜日、または日曜日にやることは、週明けに取り組む仕事を決めておくことです。

明日から何をしよう、一週間どうやって乗り切ろうという不安があると憂鬱な気分に陥ってしまいます。

やることさえ明確であれば余計なことは考えなくて済むため、不安は抑えられます。

漠然とした内容ではなく、少なくとも一つは具体的なタスクを決めておくといいでしょう。

先に述べた、やることが明確であれば金曜日に仕事を残してもいいと解説した理由はこのためです。

みんなも同じように悩んでいると知るだけで不安は減る

『赤信号、みんなで渡れば怖くない』という集団心理を表す言葉があります。

実はサザエさん症候群にもこの言葉が当てはまります。

人は大なり小なり、休み明けは憂鬱な気分になるものです。

ここまで紹介した内容をどれだけ実践しても憂鬱な気持ちが抑えられない場合は、「自分以外も悩み苦しんでる人はたくさんいる」「あの人の状況に比べれば自分はまだマシなほうだ」と思い込むだけでも、実はそれなりの効果があります。

最後の手段として、騙されたと思って試してみてください。

まとめ

サザエさん症候群を根本から治すのは難しいことかもしれません。

ただし、不安や憂鬱な気分を和らげることは誰でも簡単にできます。

また、サザエさん症候群以外にも、無敵モードは様々な場面で効果を発揮します。

例えば会議のプレゼン前、顧客との面談前など、プレッシャーを感じる局面で無敵モードに入ることができれば、緊張を和らげることが可能です。

紹介した内容を参考に実践いただければ幸いです。

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