承認欲求が強いあなたへ!ズルい業務の見せ方

仕事

自分は正当に評価されていない。

何であいつばかり評価されるのか。

本来、他人と比較しても良いことはありませんが、承認欲求が強い人はそうもいきません。

あなたが評価されない理由、それは仕事の見せ方にあるかもしれません。

仕事の見せ方が下手な人は損をします。

なぜ損をするのか、どうすれば評価されるのか、この記事で具体的な解決策をご紹介します。

あなたを評価するのは上司

あなたの仕事を評価するのは残念ながらあなた自身ではありません。

仕事は常に他者に評価されるものです。

ではあなたを評価してくれるのは誰か。

それはあなたの上司です。

あなたの頑張りを上司に気付いてもらう必要があります。

上司に気付いてもらわない限り、どれだけ生産性の高い仕事を成し遂げたとしても評価されることはありません。

評価されるには印象的に見せる工夫が大事

周囲から見たら大して仕事をしていないのに、評価が高い人はいませんか?

それはアピール力の高い人です。

悔しい話ですが、アピール力の高い人は、仕事を大してしていなかったとしても評価が高いことがしばしばあります。

上司の見る目がないということですが、上司も人間なのでそこは割り切るしかありません。

むしろ、あなたも積極的にアピールすることが大事です。

本来仕事は成果を出して初めて評価されるものですが、過程の段階で印象的に見せる工夫をしないと損をする可能性があります。

印象に残る業務の見せ方

ではどうすればいいのか。

評価をされるためには、上司に「あいつ頑張ってるなぁ」と思わせることがポイントです。

具体的なアクションを2つ紹介します。

ここぞという場面で活躍する

私が昔証券会社に勤めていた時に実際にあった話です。

営業部は月の収益目標を達成するため、月末最終日は追い込みの営業活動をします。

その中でAさんは個人の目標を大きく達成していましたが、一方のBさんは未達の状況でした。

いざ最終日、Aさんは50万の収益を上げます。

一方、Bさんは300万の収益を上げたことで、営業部全体としてギリギリ目標を達成できました。

しかしながら、Bさん個人の目標は未達に終わりました。

上記、結果的にどちらが高い評価をされたと思いますか?

普通に考えれば目標を大きく達成しているAさんのはずです。

しかし、当時の上長はBさんを高く評価しました。

その理由は、最終日に営業部全体が苦しんでいるところをBさんが救ったからです。

未達にもかかわらず、最終日にBさんはヒーローのような扱いを受けました。

何とも理不尽な話ですが、Bさんはここぞという場面で活躍し、Aさんよりも高いアピール力を発揮したことになります。

アンテナを張り、誰よりも率先して動く

仕事でアピールをするためには、頭で稼ぐか行動量で稼ぐかのどちらかです。

手っ取り早いのは行動量で稼ぐことです。

頼まれてないけど動く。

聞かれてないけど周囲が困っていたら答える。

日々の細かな動きの積み重ねがあなたの存在価値を高めます。

周囲へのアンテナを張り巡らせ、誰よりも率先して行動すれば自ずと上司は気付いてくれます。

なくてはならない存在になる方法

あなたがいないと業務がまわらない状態を作ることも効果的です。

どうすればその状態を作れるか、3つの方法を紹介します。

足りないポジションを埋める

周囲が苦手とする分野を穴埋めできる存在は重宝されます。

例えば、パソコンを日常的に使うことはできても、細かなことを苦手な人は思っている以上に多いです。

  • フォルダの容量を減らしたい
  • ファイルデータが大き過ぎて動かない

など、日常のちょっとした課題を解決できるスキルは強みであり、周囲から頼られる存在になれます。

得意な領域を支配する

あなたにしか解決できない業務は、あなたにとっての武器になります。

この分野のことはあいつに聞けば大丈夫、と思われれば勝ちです。

ただし、一歩間違えれば属人化につながるため注意が必要です。

主要な業務は自分で管理し、その他の派生業務は周囲に任せるなど、業務のバランスとコントロールが重要なポイントになります。

取次ぎ役と調整役

縦割りの組織の場合、どうしても自部署最適で物事を考えてしまうため、業務を円滑に進めるには部門と部門をつなぐ窓口担当や取次ぎ、調整役が求められます。

その役回りをぜひ担ってみてください。

部門間の業務をコントロールできる立場となり、あなたなしでは業務が滞ってしまう状況となれば、あなたの希少価値が高まります。

また、各部門の業務の状況を理解することで知見が広がったり、人脈が増えたりといったメリットもあります。

手を抜くところは徹底的に抜く

評価してもらいたいからといって、頑張りすぎはよくありません。

縁の下の力持ちという言葉があるように、見えない業務でも大事なことは多くあります。

しかし、その業務を専門としている部署でない限り、見えない業務は残念ながら評価につながりにくいです。

人に感謝され、評価されるのが仕事です。

気付かれない業務は仕事ではなく、ただの自己満足です。

こだわりがあったとしても、目立たない業務は思い切ってやめてしまいましょう。

やめたとしても意外と気付かれることはありません。

上司ばかり見ていてはダメ

ここまで、上司に評価されることの重要性を解説してきました。

しかし、上司ばかりを気にしていてはいけません。

ここで紹介した内容は、やり過ぎると周囲から嫌われる可能性があります。

人によっては上司に媚びを売っていると捉えてしまうからです。

実際にそのような人を多く見てきました。

仕事は一人ではできず、周囲の手助けがあってこそ成り立ちます。

周囲との調和を保つために、バランス良く取り入れて実践してみてください。

承認欲求はないほうがいい

承認欲求はモチベーションにつながるメリットがある一方、強過ぎるのは危険です。

承認欲求が強過ぎると、知らぬ間に損をしている可能性があります。

承認欲求が強いことによるリスクは以下の記事をご覧ください。

社畜は承認欲求を求めると不幸になる

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