真面目でいるのは素晴らしいことである一方、周囲に気を遣うことで人一倍疲れがたまります。
また、真面目な人ほど損をしたり理不尽な目に遭うことも少なくありません。
以前の私がまさにそうでした。
自分で言うのもなんですが、昔の私は真面目を絵に描いたような会社員でした。
毎日遅くまで残業し、まさに社畜を体現する働きっぷりをしていたと思います。
そんな時にふと気づきました、真面目でいい人は損ばかりしていることに。
それからは働き方を見直し、時間と体力を搾取されていた状況から脱することができました。
私と同じように、真面目でいい人と言われる自分を変えたいと思ったことはありませんか?
そんな葛藤を抱いている方はぜひ最後まで読んでください。
この記事では私の実体験を元に、どうやって真面目でいい人という立場を卒業することができたのか、その方法を紹介します。
真面目でいることをやめられない理由

真面目に働くことに疲れ、どうすればいいのか悩んでいる人は多いと思います。
それもそのはず、真面目という性格は育ってきた環境に起因しているものです。
性格を簡単に変えることはできません、私もそうでした。
では、真面目に働くという行為をやめられない理由は何か。
潜在的に以下のような欲求や恐怖心があると考えられます。
- 怒られたくない・嫌われたくない
- 周囲の同調圧力
- 褒められたい・承認欲求が強い
真面目な人、いい人といわれるタイプはこれらを人一倍強く意識してしまいます。
真面目でいることの弊害
私たちは子供の頃、親や学校から真面目でいることが正しいと教育されてきました。
真面目に努力をした人が報われるなど、耳触りの良い言葉もたくさん存在します。
このような教えを守って働いているわけですから、当然報われたい、報われるはずだと期待してしまいます。
しかし、残念ながら社会は甘くなく、真面目でいることによって様々な弊害が発生します。
仕事を押し付けられる
真面目な人は仕事を断るのが苦手です。
使えないヤツだと思われたくない、嫌われたくないなど、余計なことばかり考えてしまいます。
そのせいで嫌な仕事を断れずにしぶしぶ引き受けたり、無理やり押し付けられるといった被害は日常茶飯事です。
周囲の評価ばかり気にする
真面目な人は自分がまわりからどう思われているのかを人一倍気にします。
嫌われてないだろうか、この仕事をすれば上司は認めてくれるだろうかということばかり考えてしまい、常に自分の意思よりもまわりの評価や期待に応えることを優先します。
結果的に主体的な行動をとることができません。
嫌な誘いを断れない
断れないのは仕事だけではありません。
行きたくない飲み会や休日を台無しにするゴルフに参加したりと、必要以上に付き合いを重んじることで自分の時間を確保することができず、心身を擦り減らしてしまいます。
真面目でいることをやめたらどうなるか

真面目でいることをやめたいけどやめられない人は、もしも真面目でいい人というキャラをやめたらどうなるのか、その影響度合を考えてみることが大事です。
- 嫌われる?
- 評価が下がる?
- いじめられる?
このような事態が起こり得るのか?
そんなことはありません。
真面目でいい人をやめるという行為は、仕事をさぼることでもなければ責任感を持たないことでもありません。
真面目でいい人をやめることは、まわりの期待に応えるという義務感を減らし、他人の目線や顔色ばかり窺うのではなく、自分の気持ちに素直になって行動することです。
自分主体で行動し、やりたいことはやる、やりたくないことはやらない。
少しおおげさに言えば、真面目でいい人をやめることはあなたの人生を取り戻すことを意味します。
真面目をやめる具体的な手段
真面目でいることをやめたい、いい人キャラを卒業したいと思っても、どうすればいいのかわからない方に向けて具体的な方法を紹介します。
いきなり生まれ変わることはできませんし、まわりからも違和感を抱かれかねません。
これまで積み上げてきた真面目さをいきなり捨てる必要はないです。
例えば、これまで毎日遅くまで残業していたことをやめる場合、いきなり定時退社を目指すのではなく、少しずつ変化を起こし、自分にもまわりにも違和感を感じないようにするためのステップが重要になります。
理由は負のギャップを薄めるためです。
例えば、不良がずぶ濡れの犬に傘をさしてあげるというシーンを想像してみてください。
普段の悪いイメージがあることで、強い好印象を抱きませんか?
これを『ゲイン効果』といいますが、逆の意味を表す『ロス効果』という言葉もあります。
成績優秀で真面目な子が万引きをしたらどう感じるでしょうか。
不良が同じ行為をした場合とではどちらの方が悪い印象を抱くでしょうか。
普段が真面目なだけに、「どうしてあの子が・・」という強いマイナスの印象を抱かざるをえません。
このように、同じ行為をしているにもかかわらず、人はギャップによって抱く印象が大きく変わります。
ケース別:真面目をやめる具体的な手段
上述したロス効果を踏まえ、ケース別に真面目をやめる際の具体例を紹介します。
共通するポイントは、あなたの行動が変化していく過程をまわりに慣れさせることです。
ケース①:仕事を断りたい
いつも仕事を押し付けられている場合、3回に1回くらいの頻度で何かしらの理由を付けて断ってみてください。
「この人でも断ることがあるんだな」と相手の期待値を下げるステップが大事です。
断る側にとっても段階的に断る回数を減らしていくほうが心理的負担が少なく済みます。
慣れてきたら3回に2回は断るなど、徐々に回数を増やしてみてください。
なお、このやり方は仕事だけでなく、飲み会やゴルフなどの付き合いを断りたい時にも活用できます。
ケース②:早く帰りたい
普段から定時で帰る人と、遅くまで残業する人が急に定時で帰るのとでは抱く印象に違いがあります。
このギャップを薄めるためにも段階的にステップ踏むことが大事です。
毎日21時まで残業していたのであれば20:30に帰る、2~3週間様子を見たうえで20時に帰る、さらに様子を見て19:30に帰るなど、少しずつ行動を変化させてください。
ケース③:制度をもっと活用したい
今はどこの会社でもフレックスやテレワークといった制度が導入されています。
しかし、実際には上司が出社する時間帯に合わせて出社を求められたり、できる限り出社を促されたりと、制度を活用しにくい雰囲気のある会社は少なくありません。
特に真面目な人は空気を読んでしまい、必要以上に制度の利用をためらってしまいます。
このようなケースも①や②と同様、少しずつ変化を起こすことが大事です。
隔週に1回だけ、週に1回、週に2回と少しずつ頻度を増やし、「その状況が当たり前」と思える状態や雰囲気作りを醸成することがコツです。
真面目な人は大損している

正直者がバカを見るということわざがあるように、真面目な人がバカを見て損をすることは少なくありません。
要領の良い人は上手に仕事の手を抜いています。
最初の一歩は大変かもしれませんが、真面目でいることをやめれば精神的に楽になるだけでなく、小さなことを気にしない度胸が自然と身に付きます。
まわりに左右されず、自分の人生を自分で決められる、これはとても幸せなことです。
普段悩まれている方は、この記事の内容をぜひ実践してみてください。
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