生活水準を下げたいと考える人は少なくないと思いますが、一度慣れてしまった水準から下げるのは思っている以上にストレスに感じます。
たとえば住居費はその最たる例です。
月々の家賃を下げるために都心部から郊外に引っ越しをすれば、確かに住居費は下げられます。
しかし、環境が変わることによるストレス、会社への通勤に時間を要するストレスなど、多くの弊害が生じるでしょう。
生活水準を下げるためには極端な下げ方をするのではなく、少しずつ慣らしていくことが大切です。
生活水準を下げる方法はさまざまですが、本記事ではその中からストレスを感じずに生活水準を下げられる方法を紹介します。
生活水準を下げるメリット
生活水準を下げると貯蓄のペースが格段に早くなります。
でもそれだけではありません。
生活水準を下げることで他にも多くの恩恵を享受できます。
気持ちに余裕が生まれる
お金があれば無理して働く必要はありません。
生活費を抑えればみるみるお金が貯まっていくだけでなく、生活費が少なく済むことで少ない給料でも生活を維持できます。
過酷な労働をする必要がないため、気持ちに余裕が生まれて心穏やかな生活を送ることができます。
幸せを感じやすい
生活水準を下げれば小さなことで幸せを感じやすくなります。
たとえば高級レストランで毎日食事をすることは一見羨ましいものです。
しかし、毎日いいものばかり食べていると舌が肥えてしまい、牛丼やハンバーガーといったファストフードなどを食べても幸福感を感じることができなくなってしまいます。
恵まれ過ぎた生活は必ずしも良いものではありません。
食事に限らず、日々質素な生活をすることで多くの幸福感を得ることができます。
優先順位が明確になる
付き合いで本当は行きたくない飲み会に参加した
欲しいと思って買ってみたものの使う機会がなかった
こんな経験はありませんか?
生活水準を下げればこのような無駄な買い物をすることはありません。
生活水準を下げるために消費行動を抑えることで、自分にとって本当に大切なものと余計なものの選別ができるようになります。
その飲み会は自分にとって必要なのか、優先順位や取捨選択をする力が養われ、自分が幸せになるために本当にやるべきことが明確になります。
生活水準を下げる考え方
生活水準を下げることはメリット尽くしですが、一度慣れてしまった生活水準を下げることはなかなか難しいものです。
生活水準を下げるコツは、今おこなっていることを急にやめるのではなく、松竹梅の梅を選ぶ感覚で進めるといいでしょう。
今まで高品質な製品を買っていた場合は、ワンランクダウンしたものに変えるといったイメージです。
たとえばスーパーで買い物をする場合、毎日缶ビールを買っている人は発泡酒にすることで、お酒を飲む生活スタイルは維持しつつコストを抑えることができます。
即実践できる!生活水準を下げる取り組み7選
先に紹介したビールの例のように、お手軽に生活水準を下げられる方法はまだまだあります。
誰でも即実践できる取り組みを7つ紹介します。
- コーヒーを飲みたい人はスタバなどのコーヒーショップではなくマクドナルドに行く
- トイレットペーパーはダブルではなくシングルを選ぶ
- 保湿系ティッシュを使わない
- シャンプーは2日に1回
- お肉は鶏むね肉
- シャワーの水圧を下げる
- 化粧水をワセリンに変える
私が実際に使っているおすすめ商品を以下に紹介するのでよろしければ参考にしてください。
生活水準は意識しないと下がらない
収入が増えれば増えるほど、その分支出も膨らみます。
これは単に財布の紐が緩んでしまうだけでなく、役職が上がることで部下に食事を奢ったり、ゴルフなどの付き合いが増えるなど、環境の変化による生活コストの上昇といった要因もあります。
生活水準は意識しないと下がりません。
本記事で紹介した具体的な取り組みは、ひとつひとつを見れば大きな効果がありません。
しかし、だからこそ普段から気付かぬうちに不要な出費をしている可能性があります。
塵も積もれば山となるため、過度なストレスにならない範囲で生活水準を下げる取り組みを実践されてみてはいかがでしょうか。
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