副業って本当に稼げるの?
そんな疑問を抱いている方、多いと思います。
また、副業をやってみたけど全然稼げなかった、という方もいるのではないでしょうか。
一方、残業をすれば確実に月の手取り額は増えます。
それなら副業を頑張るよりも残業したほうがいいのでは?と思いますよね。
実際のところはどうなのか。
この記事では残業と副業はどちらが稼げるのかを解説します。
その上であなたにとって、今後の残業や副業との向き合い方、働き方の参考になればと思います。
残業と副業はどちらが稼げるのか
結論から言います。
手っ取り早く収入を増やすなら副業よりも残業のほうがいいです。
ただし、継続することで副業のほうが稼げるようになります。
それはなぜか。
残業は時間給なので、働いた分だけ給与として反映されるという即効性があります。
しかし、働ける時間には限りがあるため、残業での稼ぎには上限があります。
一方、副業は基本的に成果型報酬であるため、始めの頃は1円にもならないことが普通です。
しかし、軌道に乗れば残業代を超える額くらいはあっという間に稼げます。
私も副業を始めた頃は全く稼ぐことができず、残業してたほうが稼げるなぁと思っていた時期がありました。
残業と副業で稼げるお金を比較
残業で稼げるお金と副業で稼げるお金を比較しました。
ここに記す残業代は私の勤めている会社を例に挙げています。
また、副業で稼いだ分として記載しているものは、私が副業初心者(2021年末)だった頃に稼いだお金と現在(2023年末)の比較です。
残業で稼いだお金
私の毎月の平均残業代は以下の通りです。
- 1時間あたりの残業代(割増率25%):2,600円
- 1ヶ月あたりの残業時間:26時間(1日あたり1:20×20営業日と仮定)
- 1ヶ月あたりの残業代:2,600円×26時間=67,600円
副業で稼いだお金(2021年末)
副業開始当初はクラウドソーシングサイトでライティング業務を受注するのがメインでした。
- 文字数:5,000文字
- 1文字あたり単価:0.1円
- 報酬額:5,000文字×0.1円=500円
- 完成までの所要時間:約10時間(時給50円)
副業で稼いだお金(2023年末)
一方、現在もライティング業務を継続しておりますが、状況は以下の通りです。
- 文字数:5,000文字
- 1文字あたり単価:2円
- 報酬額:5,000文字×2円=10,000円
- 完成までの所要時間:約2時間(時給5,000円)
副業で稼ぐまでには時間がかかる
いかがでしょうか。
クライアント様によって文字単価にバラつきはありますが、収入は大幅増です。
また、得意ジャンルに絞っていることもあり、所要時間についても大幅に短縮できています。
しかし、私自身ここに至るまで2年の月日を要しました。
誤解のないように言いますと、自慢をしたいわけではありません。(自慢できるほどの額でもないですが)
副業は成果が表れるまでに時間を要するのが普通であることと、誰でも継続すれば上記程度の額は稼げるようになることを知ってもらいたかったということです。
副業で稼げない理由
副業で稼ぐためには時間が必要だということを解説しました。
でも早く稼ぎたいと誰しもが思いますよね。
副業で稼げないと言う人は、期待を持って挑戦してみたけど成果が表れない、思っていたのと違ったなど、理想と現実のギャップを痛感し、軌道に乗る前に脱落してしまった方です。
本当は副業で稼げなかったのではなく、稼げるようになる前に辞めてしまっただけなのかもしれません。
そうであれば、せっかく副業を始めたのにもったいないことだと思います。
副業には夢がある
副業にはフロー型(一時的)とストック型(継続的)という2つの種類があります。
フロー型とは商品の販売などにより単発で稼ぐ手法で、私がおこなっていたライティング業務はフロー型です。
ストック型とは継続的に稼ぐ手法で、サブスクリプションなどはストック型手法に該当します。
フロー型は量をこなすことで稼ぎが変わるため、ある意味で残業と似ている部分があります。
反対にストック型の場合は何もしなくても収入が入ってくる構造です。
副業の参入障壁は高いため諦める人が多いですが、ストック型業務がHITすれば不労所得を得ることが可能です。
残業と違い、副業には大きな夢があります。
残業と副業をバランスよくおこなう
夢があるとわかっていても成果があがらない期間が続くため、不安が生まれると思います。
残業を減らして副業に打ち込んだとしても、稼ぎがなければモチベーションを維持するのは困難です。
そこで、軌道に乗るまでは目先のお金で安心感を得ることも大事です。
残業を一定量継続することで心理的安全性が確保できます。
- 残業とフロー型副業の並行
- 徐々にフロー型にシフトし、残業を抑える
- フロー型を継続しつつ、ストック型に挑戦
副業に取り組む際は上記の順番で進めていくとモチベーションを維持しやすいです。
残業しながら副業に時間を割く方法
残業と副業を両立する時間なんてないよ、と思う人もいるかもしれません。
確かに毎日遅くまで残業する場合は難しいと思います。
そのような職場は労務環境自体を変えるべきな気もしますが、毎日1時間〜2時間くらいの残業をしている場合であれば、副業に割く時間の捻出は十分に可能です。
以下、副業を始めた当時の私のライフサイクルです。
私は朝の方が集中できますが、仕事終わりで元気があるなら夜型でも構いません。
19時頃まで残業し、帰宅に1時間を要しますが、毎日2時間程度は副業に割く時間を捻出できていました。
最初は大変だと思いますが、継続さえすれば成果は確実に表れます。
副業初心者は残業と副業の二刀流が最適解
今は会社で一生懸命働いても報われない時代になってしまいました。
にもかかわらず、仕事で要求される質は年々高まるばかりです。
疲弊した会社員ライフから抜け出すためにも副業は必須です。
国も副業を後押ししてくれています。
大谷翔平のように二刀流を継続できるほど器用な人は多くないと思いますが、始めのうちは残業と副業の二刀流、慣れてきた頃に副業に完全シフトする戦略をおすすめします。
最後になりますが、副業の始め方について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
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