真面目な人は報われない?会社で損する人の特徴と対策

仕事

「頑張ってるのに給料は周りの人と変わらない」

「どうして自分だけしんどい思いをしなければいけないのか」

こんなふうに思ったことはありませんか?

真面目に働くのはいいことですが、働き過ぎで損をしているかもしれません。

報われない働き方は今すぐ辞めましょう。

この記事では仕事で損をしている人の特徴と、損をしないための対策について解説します。

真面目な人の特徴

『真面目な人』とはどんな人を指すのか。

  • 頑張り過ぎる
  • 自己犠牲の精神が強い
  • 忍耐強い
  • 平和主義

他にもいい人そう、やさしそうなど、無害な人と思われることが多く、周囲からの評判は良いです。

一方で、ずる賢い人からいいように使われてしまうことが少なくありません。

真面目な人は周囲の視線を気にする

真面目な人の中には気が弱く、自分の意見を主張するのが苦手な人が多いです。

「こんなことを言ったら嫌われるかも、怒られるかも」など、周囲の視線や自分の評判を気にします。

また、自分の評価を上げたいという気持ちは誰しもが少なからず持っているものですが、それと同じくらい嫌われたくないという気持ちが強いです。

『嫌われたくない』というネガティブな気持ちから生まれる承認欲求が強く、本人も無意識のうちに人間関係のストレスを溜めがちな傾向にあります。

承認欲求が強すぎると周りから都合よく使われることが多いため注意が必要です。

真面目な人が損をする理由

本来、真面目でいることは善い行いです。

にもかかわらず真面目な人は損をすることが多いです。

真面目すぎることでどんな弊害があるのか、具体的な理由を3つ解説します。

仕事が集まる

真面目な人は周囲よりも仕事量が多くなりがちです。

会社では所属や役職に応じて仕事が振り分けされています。

しかし、突発的な業務が発生することも多く、誰かがその仕事を処理しなければなりません。

また、割り振られた仕事すらできない、やらない人も一定数います。

これらの宙に浮いた業務が真面目な人に集まってきます

本来やらなくてもいい仕事をするだけでなく、責任だけ押し付けられたり、手柄を取られたりすることも少なくありません。

基準点が上がる

真面目な人は周囲から求められる業務レベルが勝手に上がり、評価の面で損をします。

普段怖い人が実はやさしかった

恋愛などでもよく言われる『ギャップ』です。

真面目な人はこのギャップがありません

  1. 普段20点の仕事しかしていない人が60点の仕事をする
  2. 普段通り90点の仕事をする(真面目な人)

1のケースは普段とのギャップで評価が上がる一方、真面目な人は90点でいることが当たり前になり、仮に80点の仕事をしようものなら評価が下がってしまいます。

このように、真面目な人は周囲から見ると仕事ができて当たり前の存在であり、評価される基準点が自然と上がってしまうのです。

給料は変わらない

仕事が集まって負担が増える

基準点が上がって評価がされにくくなる

それにもかかわらず給料は変わりません

もちろん、真面目に頑張ったことで昇進できれば給料は上がります。

しかし、それはあくまでも結果論です。

普段真面目に働いて仕事を頑張ったからといって、正当に評価される保証はどこにもありません。

真面目な人が損をしないための対策

真面目な人は報われなければなりません。

真面目な人が報われるために、損を回避するための対策を3つ紹介します。

完璧主義からの脱却

真面目な人は完璧主義をやめる必要があります。

少し手を抜こうという意味です。

常に100点を目指す必要はなく、普段は60~80点で業務をこなし、ここぞというタイミングで100点を狙うスタイルに変更しましょう。

こうすることで基準点を普段から上げ過ぎず、正当な評価を狙えます。

ただし、これまで高得点ばかり取っていた人が急に基準を下げると評価も悪くなってしまうため、完璧主義からの脱却は段階を踏んで進めていくことが重要です。

報連相のタイミング

報連相のタイミングを見極めることで、余計な仕事を極力避けることができます。

会社に勤める以上は仕事がなくなることはありません。

良かれと思って報連相をすることで、かえって業務が付随したり、新しい仕事が降ってくることもあります。

真面目に働くことで普段から信頼されている状態なのであれば、報連相の回数や頻度が少しくらい減っても問題はないです。

  • 完了報告を少し遅らせることで、仕掛中の業務が残っていることを示す(忙しいフリ)
  • 定時のタイミングを見計らって報告し、キリよく帰れる姿勢を示す
  • 上司が席に不在のタイミングを見計らってメールで報告を済ませておく

勤め先の環境によってできることは異なるかもしれませんが、仕事を必要以上に抱えることのないようできる限りの対策を取るといいでしょう。

上司、キーマンへのアピール

真面目に仕事を引き受けたものの、手柄だけ奪おうとする卑怯な人は一定数存在します。

あなたが進めた仕事はあなたがしっかりアピールしなければなりません。

主幹の業務でなくとも積極的に関わったのであれば、遠慮せずにあなたの口から関係者に伝えるようにしましょう。

誰かが見てくれているなどと期待せず、貪欲に主張することが大事です。

先に解説した報連相のタイミングは、余計な仕事の回避に役立つだけでなく、あなた自身の評価を高める手段にもなります。

ズルい!?自分ファーストの生き方

紹介した内容以外にも、損をしないための対策は他にもあります。

  • 見ないフリ
  • 知らないフリ
  • 気付かないフリ

仕事をしない人は周囲から良い目では見られません。

しかし、世の中には『嫌われ者世にはばかる』ということわざがあります。

このことわざは、周りを気にしない自由な人ほどストレスなく生きられる、と解釈もできます。

自分の人生くらいわがままに、自分ファーストで考えてもバチは当たりません。

働く理由を見つめ直す

あなたは何のために働いていますか?

仕事にやりがいや楽しさを感じているのであれば問題はないです。

しかし、家族のため、生活のために仕事をしているのであれば、働く理由を見つめ直す必要があるかもしれません。

生きるために仕事をしているのに、仕事に拘束されていては本末転倒です。

せっかくの真面目な性格で損をしないようにしてください。

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